ひとり暮らしのために

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

一生のうちで、ほんの一瞬。


ひとり暮らしができる時間って、実は意外と少ないんだよ。

この言葉にハッとした自分がいました。

運命のパートナーを見つけて家庭を持つまで、なんとなくシェアハウスでひとり暮らしをするのだろうなと思いながら、今この時を過ごしています。

ただ、家庭を持った先の暮らしは「ひとり暮らし」の延長とはやっぱり違っていて、例えば初めて社会に飛び出た時のように、新しい暮らし、考え方、生き方にシフトするのだと思うのです。

人生80年で考えれば、当たり前のように過ごしているひとり暮らしの時間もひとによっては8分の1に満たない、わりと貴重な一瞬になるのかなあ、とも。

今回のシェアハウス探検隊で紹介するのは、静岡生まれの「シェアライフ チェリーコート」。

もともと一般的な単身者向けのマンションだった建物を改修。共用ラウンジとバリエーション豊かなプライベートルームを備えたシェアハウスとして、2013年に再出発しました。

この大きな変化のキッカケとなったのは、「人生でほんのひとときのひとり暮らしの時間を、もっとちゃんと考えたい」という運営事業者さんの想い。

入居者さん同士とのコミュニケーションを育む共用ラウンジは、仕事から帰ってきてひとり自室に戻るまえに、ほっとした感情をもたらします。

予約できる大きなバスルームも、いつもの日常にちょっとだけ元気をくれるキッカケを与えてくれるはず。

ひとり暮らしという側面をしっかり考えたら、シェアハウスというカタチになった。なんだか面白い話です。

そんな話を抜きにしても、駅から徒歩4分、浜松まで車で14分、13畳+システムキッチンを持つプライベートルームなど、魅力的なポイントもたくさん。

とはいえチェリーコートで暮らせばきっと、数字では表せないところに惹かれると思うのです。


ところは、浜松駅から4つ隣の助信駅。

駅を出て道幅の広い電車通りを北上すること徒歩4分。通り沿いに見えてくる小学校を背に、小道へ入ります。

目指すは、車の通りも少なく穏やかな街並みを進んだ先。ピンクと緑のドアが並んだ、ちょっぴりキュートな外観のマンションが「シェアライフ チェリーコート」です。 

チェリーコートは、ワンルームマンションの2部屋を、入居者さんが自由につかえる共用ラウンジとして改装したシェアハウス。なので、建物の作りが一般的なマンションと変わりません。

共用のラウンジの入り口は、エントランスの正面の緑のドアの先です。

ラウンジの鍵は専用のカードキーが必要となります。カードをセンサーにかざすと、ピピっと反応して解錠する仕組み。

ちなみにカードキーはコンビニやドラッグストアで使える電子マネーの楽天Edyに対応しているそう。

近場のコンビニで買い物をする時には、このカードだけ持ち歩けば財布いらずという寸法です。


では、緑のドアを引いてラウンジへ。

ドアを開けると、白をベースにした明るい空間が左右に広がります。

もともと2室だったこともあり、ラウンジには大きな掃き出し窓が2室。窓の先はひらけた駐車場のため、陽の光もサンサンと窓から入り込みます。

壁、床、天井のすべての面が白で統一された空間は、フォトスタジオを思わせるほのかな非日常感を帯びています。

カーペットやソファ、チェアの色、テーブルの天板の木目も際立つ真っ白な空間。たぶん、テーブルに並べた料理の色彩も鮮やかに演出してくれるのではないでしょうか。

窓から採り込んだ日差しがふんわりと反射され、光が余すところなくリビングを包み込んでいる印象です。観葉植物も伸び伸びと育ってくれそう。

天井にはプロジェクターが設置され、スイッチを入れると壁一面がスクリーンと化します。

大きさはTVに例えると100インチサイズ。

DVDだけでなく、地上波放送もプロジェクターで見られるとのこと。テレビ好きな方には嬉しいポイントかと。金曜ロードSHOW!も、映画館に行ったつもりで満喫できそうです。

ソファスペースの脇にはカウンターデスクが設置されています。

食卓には不向きですが、ノートPCを開くにはぴったりのサイズ。

空間の間取りを考えると、まわりに誘惑が多いような気もしますが、「人目のある場所で作業をしたい」という人には使えるスペースとなりそうです。

「持ち帰った資料を翌日の朝までに印刷しなきゃ」という非常事態に、助け舟を出してくれるプリンターもあります。

このような設備は、たまにしか使わない人ほど恩恵を受けるもの。心の内でこのプリンターに感謝している人が、たぶん2-3人は居るはず。

ほかにも入居者さんが本を持ち寄るライブラリや、フォトアルバムも兼ねたコミュニケーションボードが設置されています。

写真を見ると、なにやらDJがプレイしている姿も。

入居者さんの了解を取りつつ、むしろ入居者も積極的に参加できるかたちであれば、パーティには最適な空間だと思います。

開放的な空間だからこそ、いつもよりも気持ちもオープンになれそうです。


ラウンジの一角はペニンシュラ型のオープンキッチンが設置されています。

各部屋にも同等のキッチンが設置されているため、使用頻度はそれほど高くはならないかもしれません。

ただ、やっぱり人が集まったときには、おいしい手料理が恋しくなるもの。そんなときに不便なく料理ができるキッチンがあると、おいしい匂いに包まれて場が和むこともあるかと思います。

コンロはIH式で2口。ささっとパスタをつくるときも、パスタを茹でながらソースをこしらえられることができそうです。

キッチンの対面には、食器棚やキッチン家電が並びます。

なかでも活躍しそうなのは、コーヒーサーバーと電気ポット。

100インチの大画面で楽しむ映画のお供に、香り立つコーヒーを。

これを機会にコーヒー熱が高まってきたら、エスプレッソメーカーや焙煎器具を揃えてもいいかもしれませんね。


では、共用の水まわり設備へ。

ラウンジの隣の部屋は、バスルームに改修されています。

ドアを開けるとこんな感じ。

バスルームは完全予約制とのこと。パソコンや携帯から予約できるシステムを導入しているのだそうです。

1.25坪の大型のバスルーム。

予約制だから、「誰かが入っていた」なんてご心配は無用。疲れた日は、ゆっくりと湯船につかりたい。そんなときにピッタリかと。

ちなみに、各部屋にはシャワールームが設けられています。清掃面の手間を考えると、使いたいときにだけバスルームを使うというのも賢い選択かもしれません。

バスルームの隣には、トイレが設けられています。

もちろん、ウォシュレット付きです。


  

それでは、部屋を見ていきます。

部屋は各フロアに8部屋ずつ、あわせて全24室。

すべての部屋が南向きです。

間取りは単身者向けマンションのオーソドックスな1DKと考えると、イメージしやすいかも。

玄関まわりには靴箱や水まわり設備が配置されています。

こちらは101号室。居間の広さは13畳です。

ひとり暮らしの生活には欠かせないベッドやクロークのほか、ソファやテーブルなどを置いても十分に余裕のある広さ。

ベッドの大きさもセミダブル、またはダブルでも良さそうなサイズ感です。

居間の脇には、共用ラウンジと同スペックのキッチンが設置されています。

IHコンロは2口。シンクも使い勝手のいい仕立て。キッチンまわりには多少スペースがあって、ワゴンや大型の冷蔵庫も設置できるかと。

シンクのとなりには、大きめの収納が設けられています。

玄関前に位置しているため、季節家電やレジャー用品、シーズンオフの洋服の収納場所として活躍しそう。

多用途に使える収納が押入れ一間分。かなり頼もしい存在ではないかと。

専有部の水まわりは、バス・トイレ・洗面台がまとまった3点ユニット。

いわゆる標準的な内容ですが、足元のタイルがちょっと上品な趣きです。


続いては、2Fの203号室。

フローリングの木の優しい色と、ボタニカルな壁紙の組み合わせ。自然色に囲まれているからか、ほっと気持ちの落ち着く空間に仕上がっています。

壁紙や床材は部屋ごとに異なります。

キッチンはクリームカラーでコーディネート。

その他、収納スペースの位置や水まわり設備の仕様は、101号室と同スペックです。

単身ライフとして考えると、どの部屋も高スペックな内容だと思います。


こちらは、プレーンな仕上がりの301号室。

あえてアクセントクロスを用いず、真っ白な仕上がり。

ナチュラル、モダン、アトリエ、アンティークなど変幻自在にコーディネートできそう。

キッチンは、キリッと締まりのある黒です。


最寄り駅は、遠州鉄道・助信駅です。

浜松駅までは距離にして3kmほど。電車に乗れば6分、車だと11分、自転車でのんびり走っても20分掛かりません。

マイカーを持っている方は、敷地内のパーキングスペースを月額3000円で契約することができます。

別途料金が掛かりますが、入居者さん専用のカーシェアリングサービスも用意しているとか。職場が浜松駅付近で自転車で通勤している、免許は持っているけどマイカーは購入検討中。そんな方は、車を維持するよりもカーシェアをスポットで利用してみるのも手かと思います。

ちなみに、このカーシェアリングサービスは毎月3000円分を自由に利用可能とのこと。これは意外と便利に使えると思います。


運営・管理は、株式会社スズヒロさんが行います。

スズヒロさんは、浜松市内の街の不動産屋さん。

静岡県内で初のシェアハウスとなったチェリーコート。運営開始の背景には「ひとり暮らしのできる時期はほんの一瞬。だからこそ単身ライフをより充実させたい」という想いがあったのだそうです。

また、チェリーコートでも取り入れられているカーシェアリング・サービスも、スズヒロさんが取り扱っている事業だそうです。時代の先を見据えて、着実な一手を打つ。スズヒロさんには、そんな意欲的な体制が整っているのではないかなと思います。

浜松市内でシェアハウスを探していたという方はもちろん、これからUターン、Iターンを考えているシェアハウスユーザーの方はマメにチェックしておくと良しかと。お問合せはコチラからどうぞ。


マイペースに、じぶんらしく。

そんな暮らしを見つめなおす、シェアライフという暮らしはいかがでしょうか。

(イシクラ)

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