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名古屋で見つけた、品の良いスタンダード。


いつかは、戸建の家に住みたいものです。

いえ、別にマイホームを持ちたいわけでも、一等地に大きな家を建てたいわけでもありません。借家でいいから、できれば小さな丘の上、風通りがよくて、毎日の手入れが行き届く手頃な大きさの家を、大事に大事にしながら過ごしたい。

人生、共に暮らす家族が増えることも、引越しの機会も、いずれは訪れると思います。その時は、お世話になった家について夜通し語って、住み継ぐ住人さんに「頼んだよ」と伝えて引っ越したい。

おそらく夢物語ではない未来の話。そのための予行練習をするのにちょうど良さそうな戸建を名古屋で見つけたというところから、今回の旅は始まります。

家の名前は「Dacha House 千種」。すこし丘を下った先に見える、コロンとした愛嬌のあるフォルムと、紅を引いたエントランスがチャームポイントです。

こじんまりとした庭には、風が通り抜けるデッキラウンジ付き。個性豊かな4種類の個室からは、デコボコながらに仲よさげな住人さんたちのイメージがふつふつと湧き上がります。隣がオーナーさん宅という環境も、ご近所付き合い第一歩のハードルを下げてくれそう。

言ってしまえば「なんてことのない家」。でも、どこか愛嬌のある可愛らしい「Dacha House 千種」を、さっそく見ていきたいと思います。

ちなみに女性専用物件です。名古屋男子諸君、次回を待たれよ。


いくつかある駅からシェアハウスへ向かうルートのうち、一番わかりやすいのは大通りを抜けるルート。でも、おすすめなのは裏の坂道を抜けるルートです。

駅まわりはスーパーなどが集まり賑わっているのですが、一本奥の道は鳥や虫の声もよく聞こえるくらい落ち着いた、心地の良い環境。

続く坂道は、体力こそ必要になるものの絵になる風景。うんしょ、こらしょと自転車の重いペダルを漕いだ思い出は、ずっと記憶に残りそうです。

丘の頂点まで来たら、あとはスイーっと下るだけ。下った先にコロンと佇んでいるのが「Dacha House 千種」です。

なんとも“ハコ”な感じの外観が素敵だなのと思うのですが、この感覚は結構マニア寄りかも。マニア以外の方は、割と普通の物件と感じそう。

とは言うものの、やはり可愛い家だなという第一印象は残るかと思います。そして、それは赤くおめかしした玄関まわりのせいでしょう。

当初はもっと落ち着いた色(深いエンジ色)になる予定だったのだそう。とまあ、あらすじ通りにはいかないのが世の常でして、ひと塗りしてみると大分色合いが違ったというよくある話。

そして「むしろ、鮮やかなほうが素敵かも」と方向転換。結果、かわいらしいチャームポイントに仕上がりましたとさ。

玄関の鍵はナンバー式です。番号はお忘れなく。

万が一、酔っ払ってすっかり忘れてしまった上に、家の住人は皆海外旅行に出ているなんて困った時は、お隣のオーナーさん宅のチャイムを鳴らすという最終手段もある・・かも。(くれぐれも迷惑のないように)

冗談はさておき、さっそく扉をグイと開けてみます。

玄関は、いわゆる一般的な一軒家の面持ち。

奥に伸びる廊下の突き当たりにはリビングがあります。

さっそくリビングへ・・と、その前に、毎度のことながらまずは玄関周りを拝見。

靴の出し入れは毎日行うこと。靴箱は日々の暮らしの快適さに密接に関わってくる設備のひとつなのです。

収納量はというと、ほどほどにコンパクト。戸建てシェアハウスとしては、ゆったり。部屋数は4室ということで、1人あたり3段くらい使えそうです。

シーズン外の履物や背の高いブーツなどは、各自部屋での管理が中心となるかと思います。

ちなみに棚は高さ調整が可能。便利です。


それでは、おまちかねのリビングへ。

ラタンと濃いめのブラウン調で統一されているインテリアのためか、圧迫感がなく心地の良い空間に仕上がっています。

窓際に置かれたグリーンも良いアクセント。窓が多めで、がばっと空気を入れ替えてリフレッシュできるところもポイントです。

リビングの奧にはダイニングテーブルが設置されています。きっぱりとしたゾーニングというよりは、ダイニングもTVを囲むようにして、リビングの一部として使われそう。コミュニケーションをとるにも良い距離感では。

そして、ダイニング脇の掃き出し窓からチラチラと見えて気になるのが、このデッキラウンジ。

デッキにはテーブルセットのほかパラソルも設置されていて、昼下がりのコーヒータイムにはぴったり。足元のデッキも室内と高さが揃えられていて、リビングから気軽に出られるのも嬉しいところ。

ひとつ、窓は開けっ放しで。

なんなら風鈴も添えて、ふわりと風を楽しんでみたいところです。


ダイニングの脇、勝手口を挟んだ向こうにキッチンがあります。

キッチンは、リビングの広さをそこなうことのないL字型のシステムキッチン。壁を上手く活用した設計です。

窓がちゃんと付いているのも嬉しいところ。食材は太陽の光に照らされると、より一層おいしそうに見えるもの。

ガスコンロは3口。ちょうど、L字のコーナー部分にあたる作業スペースも、奥行きがあるため使いやすそうです。

また、キッチンまわりの収納も充実しています。

ガスコンロ、シンク下はもちろんのこと、L字部分もくるりと回る回転台が取り付けられているため、余すとこなく収納できそう。

足元には床下収納もあります。じゃがいも、玉ねぎ、乾物などは冷蔵庫よりも床下に収納したほうが良さそう。


それでは、一度玄関前まで戻って、水まわりを確認していきます。

玄関入ってすぐ右手、突き当たりがトイレ、その脇にあるドアがバスルームです。

バスルームの脱衣室には洗面台と洗濯機が置かれています。

設計的に気になるのは、バスタイムに脱衣室=洗面室の鍵もロックされてしまう点。混雑する朝の時間帯などは、ルールを決めておいたほうが良いかもしれません。

ま、それでも人数を考えればシビアな問題ではないかな、とも思います。女性専用でもありますし、なんとかなります。

バスルームはこんな感じ。もはや懐かしいとさえ感じるステンレス×タイルのバスルームです。個人的にはプラスチックのユニットバスよりも、こちらのほうが表情があって好き。

窓付きというのも、気持ちがいいものです。室内がすぐに乾くのは健康的だと思います。

トイレはウォシュレット付きです。


それでは、階段を上って2Fへ。

2Fは主に専有部のフロア。一戸建てということもあり、2階の専有部はどの部屋も角部屋なのが嬉しいところです。

ちょうど階段の対面のドアは、トイレになっています。

トイレはこんな感じ。どうしてもウォシュレットじゃないと、という方は1階へ。そうでない方は、便利に利用できるかと思います。


では、専有部を見ていきます。まずは201号室から。

7畳弱と十分な広さ。2面採光で、日当たりも良好。清潔感のあるいい部屋です。

脚先が細いデスクを筆頭に、家具は北欧を連想させるセレクト。チェアが本格的なハイチェアなのはご愛嬌です。座り心地は文句なし。

そして、事業者さんのこだわりは細部にあらわれます。

質感のあるカーテン、光沢のあるレース、そしてタッセル。窓まわりがしっかりと整っていると、部屋の印象がやはり違います。

カーテンというと好みが分かれる部分なので、最近は設備にカウントされない場合もあります。でも、そこを敢えて質の良いモノを揃えることで納得させてしまうのは力技。オーナーさんの人柄が見え隠れするところも、ついニンマリとしてしまいます。

掃き出し窓からは202号室と共用となるベランダに出られます。物干しももちろん可能。

物干し器具はマジックハンドなメカニズム。上下2段で使えるとは、意外と機能的です。

ベランダからはデッキラウンジと庭が見下ろせます。

ぽっかり空いた戸建の占有スペース。サイズ感もいい感じでしょ。


つづいて202号室。

201号室を反転したような間取りで、こちらも広さ、採光ともに申し分なしかと。

201号室に比べるとインテリアがスマートな印象です。

黒いデスクもハイチェアとの相性が良く、まさに書斎といった印象。背筋も自然とピンと伸びそう。

なかでもいち押しなのは、足元のグリーンのラグ。手触りがフカフカ。実に気持ちいいです。

クローゼットの他に押入れ収納もあるので、荷物が多めの方も大丈夫かなと思います。


こちらは203号室。

先ほどまでの専有部とは雰囲気がガラリと変わって、アジアンテイストで統一されています。

置かれているベッドの雰囲気がとても良いので、これを中心にインテリアが楽しめそう。

自然と家具も低めのものが似合うかと思いますので、カーペットの床もかなりポジティブな印象です。

象の模様が模られたベッドスローもいい味出してます。タイパンツを履いてゴロゴロしたり、ヨガしたり、といったイメージがもやもや。

収納スペースもたくさんあります。

扉2枚分の押入れ収納に、ハンガーポール、プラス下段収納。これだけあれば大抵のものは収納できるのではないでしょうか。

もし収納が足りないようであれば、一度私物をデトックスしてみるのも、ひとつの手だと思います。


最後は、1Fリビング脇にある101号室。

見ての通り、生粋の和室です。とても状態が良く、清潔感があります。

フロアランプも、灯籠のようで不思議と空間にマッチしています。

収納は扉2枚分。

床の間には掛け軸をかけて頂きたいのが本望なのですが、ポールを渡せば衣類収納スペースにもなりそうです。

ちなみにジキルとハイドなドアを発見。実は、外面の取ってはL字ハンドルなんです。


自転車は建物の脇に停めることになるとのこと。

屋根を設置する予定もあるのだとか。

ちなみに有料となりますが、自動車の駐車スペースもあります。場所がら車移動の方もいそうなので、これは朗報かなと。


最寄り駅は名古屋市営地下鉄名城線・自由ヶ丘駅です。

駅を出るとすぐスーパーがあるのは、自炊の強い味方です。コンビニや郵便局なども駅まわりに集まっているので、生活しやすい環境だと思います。

ちなみに、本山駅まで2分(1駅)、名古屋駅は本山で乗り換えて22分です。


運営・管理されるのは、「Dacha Anna」さん。夫婦で運営されている事業者さんです。

冒頭でも少しふれた通り、すぐとなりの一軒家にお住まいです。毎日とはいかずとも日々挨拶する仲になるでしょうから、運営者と住人というよりはお世話になっているご近所さんといった距離感になるのかもしれません。

また、旦那さんのお話がとにかく面白い。元報道記者という経験から語られる話はリアリティとインパクトの連続。内覧される際は、ぜひお話にも注目していただきたい。

そんなアットホームな環境の「Dacha House 千種」。やはりバランスの良い魅力に惹かれた方が多かったのか、初回の募集開始時にはすぐに満室になってしました。

ということで、名城の戸建暮らしが気になる方は空室情報をチェック。空室情報を見かけたら、まずはこちらからお問合せをどうぞ。


勝手口を開けると...

「おかえり!おかえり!」

と、ワンちゃんがしっぽを振っておねだりしてきます。

これが一番の贅沢にも思えたりするわけです。

(イシクラ)

建物は高断熱のリノベーションハウスです。全個室、共用部分の全てのガラスは北欧並みの3重ガラス。ハウス室内はオールシーズン快適な環境です。ダーチャハウス自由ヶ丘は名古屋市内を見下ろす千種区の東部丘陵地帯にあります。名古屋にこんな大きな空があったのかと...

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