フリーペーパー全国日誌-金沢編-

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

小さなひつじを届けるために、探検隊は、東へ西へ。


時が経つのは早いもので、2012年も半分が過ぎようとしています。

思い返すこと半年前、2011年も終わりを告げようとしている頃。東京をひょいっと飛び出し向かったのは、ユネスコの創造都市に認定されている金沢です。

そしてこちらが今回陽の目を見る「金沢シェア生活2011」。

(2011という数字には触れないで行きたいと思います)

石川県は2010年の降水量日本一を記録しています。

季節柄だったのかもしれませんが、数時間の間に雨が降ったり雹が降ったり、はたまた快晴になったりと、女心のようにコロコロと天気が変わります。でも、そんな苦労も吹き飛ぶほど、今回も数々の素敵なお店にご協力頂きました。本当に毎度のことながら、ありがたいの一言に尽きます。

ボリュームの関係ですべて載せられないのが心苦しいところですが、沢山のなかからピックアップしたお店をご紹介していきたいと思います。


まず向かったのは東山にあるカフェ&ショップの「あうん堂」。

住宅と住宅の間にぴったりと埋め込まれているような入口。思わず見逃してしまいそうな幅なのですが、この白さが住宅街で際立つのか、意外とパッと目に止まります。

真っ白な入口に比べ、中は上下が落ち着いたトーンに挟まれて温かみを感じる空間が広がっています。

カフェとショップが同じ空間にあり、ご飯を食べながら雑貨を眺めるのも一興。カラフルなラインナップが並びます。

ペコペコだったお腹を満たすため、お願いしたのはチキンカレー。

柔らかな鶏肉と旨みがぎゅっと詰まったルーが、食欲を増進させます。添えられた福神漬けが更なる相乗効果を発揮、おかわり出来てしまうほど。

カレーを存分に堪能し、思いきり伸びをすると、ふと細長い窓のような部分が目にとまります。

実はこちら、カフェと雑貨だけでなく古本スペースも備えられています。もちろん販売しているのでその場で購入が可能。

それも結構な冊数!細長い廊下状の空間にぎっしり詰められた本に囲まれ、秘密の書斎を持った気分が味わえます。

ご夫婦で運営されていて、カフェと雑貨は奥さん、古本は旦那さんが担当なのだそう。イベントも良く開催しているそうで、翌日のジャズNightへお誘いを頂きましたが、帰る日だったので泣く泣く断念。

この長ーい電信柱の看板。

カレーの旨みと一緒に、ご夫婦のユニークさもギュッと詰まっているようです。

あうん堂

金沢市東山3-11-8


続いてシトシトと降り続く雨の中向かったのは、商店街の一角に佇む「collabon」。

歴史の長さを感じる建物を上手くそのまま使用した店内は、雑貨スペースとカフェスペースに分かれています。

席はあまり多くありませんが、その分ゆったりとしていて居心地抜群。

今にも雪が降りそうな寒さの中、コーヒーとストーブの暖かさが身に染みます。

ドリンクに添えられた可愛いカップルは、金沢の名物お菓子「福だるま」。食べてしまうのが忍びないほどのキュートさですが、食べ始めるときっと止まらないタイプのお菓子です。

そうそう、ここには福だるまに劣らずキュートな看板犬がいます。

ジャックラッセル・テリアのだんごちゃん。お店に入るとスッと寄ってきて出迎えてくれます。やんちゃな犬種のはずですが、びっくりするほど大人しく看板犬の業務に勤しんでいます。

冬場はストーブの前が定位置。お出迎えのため、ちゃんと入口を観察しているのです。

collabon

金沢市安江町1-14


続いて向かったのは、せせらぎ通りの入り口に位置するブラッスリー・カフェ「ひらみぱん」。

鉄工所跡の建物を使用していることもあってか、ロゴマークは馬蹄のかたち。飲食店にしては珍しいようにも感じますが、ヨーロッパではラッキーアイテムなのだそう。

店内は薄いグリーンをまとった柔らかな内装。

訪れた季節柄、真ん中にはクリスマスツリーがディスプレイされ、賑やかな雰囲気が漂っています。

ランチも食べられるようですが、夕方にさしかかっていたのでここはおやつを。

ジャムとスコーンと紅茶という、なんとも素敵な組み合わせ。クリームチーズと混ぜ合わせるのが至極です。

紅茶のカップを持ち上げてみてびっくり。

四つ葉の・・・!

訪れた人をハッピーな気持ちにさせてくれるはず。

ひらみぱん

金沢市長町1-6-11


少しずつ暗くなってきた時間帯に、辿り着いたのは主計町(かずえまち)。

浅野川沿いに趣のある町家がずらりと並びます。

着物を着た女性がそっと引き戸を開けて出てくるような、しっとりした雰囲気。

そんな町並みの中の一軒がお目当ての喫茶店「土家」です。

築100年の建物を改装した店内は、喫茶店とは思えないようなゆったりとした広間が続きます。

聞けば以前は芸者さんを呼んで遊びを楽しむためのお座敷だったのだとか。なるほど。

お座敷の隣にある縁側が、気分を盛り上げる要素として一役買ってくれているようです。

夜へと向かう浅野川を見つめながら珈琲をすする。

朝の気持ち良さも格別だそうですが、どちらにせよ、贅沢な時間の過ごし方です。

土家

金沢市主計町2-3


実は、小さなひつじたちを全国に送り出し始めて一年が経ちます。

まだご紹介していない各都市のお店がわんさか手元に残っていて、若干焦り気味のスタッフですが、少しずつ着実にお伝えしていきたいと思っています。

ひつじ不動産では、札幌、仙台、金沢、東京、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の各都市でフリーペーパーを設置させて頂けるスペースをまだまだ募集しています。最近都市によっては在庫がわずかとの噂もありますが、小さなひつじを歓迎してくれるというお店の方、いらっしゃいましたら送付させて頂きますので、info(アット)hituji.jp までご連絡くださいませ。


育った地域に川がなかったせいか、大きな川も小さな川も、見つけると思わずワクワクしてしまいます。

金沢市内は用水路も多く、水の流れを至る所で見かけることができるのが魅力的。緩やかな水の流れは、町のゆったりとした雰囲気と相まって、忙しい日々の合間に穏やかな一時を与えてくれます。

(テルヤ)

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