欲張り上手になる

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

大きな家が生み出す、スケールメリット。


「欲張り」という言葉は一見、ネガティブなイメージを持たれることも多いかと。

でも「あれがほしい、これがほしい」と思う感情は、実際に行動を起こすための大事な目標になります。

少し別の角度から見ると、欲張りな人というのは意欲的な生き方をしている人、とも言えそうです。

住まい選びにおいても、広いリビングや機能的なキッチンが欲しい、大画面で映画を鑑賞できる部屋を手に入れたいといったような気持ちはたくさんあるはず。

確かに一般的な賃貸ではなかなか高いハードルでしょう。ただ、シェアハウスを暮らしの選択肢に加えるのであれば、またちょっと違う話。

欲張りな気持ちを受け入れてくれるスペックを持った物件に、わりと出会える機会も多いことかと。

今回ご紹介する「Leaf Hills 吹上」も、まさにそういった懐の深い物件のひとつ。

6階建てのマンション1棟をまるごと使った建物のなかには、200平米のラウンジから始まり、シアタールーム、フィットネスルーム、水まわり設備などが豊富に揃っています。

全52室の住宅は、名古屋エリアのなかでも珍しい規模感のあるシェアハウス。

たくさんのわがままな暮らしも、その大きな懐できっと受け止めてくれることかと思います。


最寄り駅は吹上駅ですが、今回は栄駅からバスで移動。

車に揺られること10数分。最寄りの停留所に降り立つと、すぐ目の前で出迎えてくれる建物がお目当てのシェアハウスです。

周辺はマンションや小さなオフィスビルが並ぶエリア。4車線の国道は車もわりと行き交っています。

建物の玄関はわりとコンパクトなつくり。

あえて目立たせないところは、隠れ家的な雰囲気を醸しているようでちょっとワクワクします。

ドア脇に取り付けられたシェアハウスのサイン。

シンプルですが、品を感じさせるデザインです。

ドアはオートロックのナンバー式。

それでは指定された番号をピピピと入力。さっそく内部に足を踏み入れてみます。


ドアを開けた先には、コンクリート敷きの廊下が続いています。

奥の扉がラウンジの入り口です。ドアの手前にあるエレベーターや階段から、3F−6Fの専有部に直接向かうことができます。

こちらはドアを開いた先のラウンジにつながる廊下。

ここから室内履きに履き替えます。

片側の壁に設けられた靴箱は、2Fにある専有部の入居者専用で部屋ごとにスペースが分けられています。

左側のシャッターは、1Fが店舗だったときの名残。ユニークな光景です。


200平米の広さを持つラウンジは、木目調の落ち着きのある空間。

ソファスペース、ダイニング、窓辺のカウンターがゆるやかにゾーニングされています。

ホテルのロビーをイメージしたというデザインは、なんといってもソファの多さが魅力的。

柔らかい踏み心地のラグの上に並ぶサイズが違うたくさんのソファは、見た目からくつろげそうです。

じっくりと本を読んだり、入居者同士でおしゃべりを楽しんだり。ソファスペースだけでもたくさんのシーンが生まれそうです。

コンクリートがむき出しの天井は、無骨で開放的。ソファに腰がけると、いっそう天井が高く感じます。

横にも縦にも広い贅沢な空間スペースは、大型のTVが小ぶりに見えてしまうほど。

TVボードに置かれたインテリアのなかには、アルバムも数冊用意されています。

入居者のプロフィールブックとしてや、イベントで撮影した写真をまとめるといった使い道もありそうですね。

こちらのスペースは、セミ・プライベート感が漂う雰囲気。

ソファのレイアウトや、空間配置からそう見えるのかも。イベントや旅行の企画を打ち合わせするときにもちょうど良さそうです。

広いラウンジの隅々まで明るい、日当たりの良さも特筆すべき点。

窓の外は建物の駐車場や自転車置き場となっており、人目を気にすることもありません。

ダイニングテーブルは、6人掛けがふたつ。

パーティーではここにたくさんの料理が並べられそうです。

窓際のカウンターは、テーブルの幅を広めにとったつくり。

自室での作業や勉強が捗らないときは、気分転換にここで資料を広げてみてはどうでしょう。

ラウンジのなかで人の気配や声を感じられる環境は、逆に集中力を上げてくれる心地良いノイズになることもあるかと。

カフェなどでよく作業をする人にとっては、特にそう思えるかもしれません。

広く開放的な空間がある。それだけでも、暮らしの幅はぐっと広がります。

さらにラウンジ以外にも、さまざまな欲求を満たしてくれるプラスαの設備が用意されいていることですから、なおのこと。


たとえばラウンジ脇のフィットネスルームには、たくさんのトレーニングアイテムが用意されています。

特に目を引くのは本格的なトレッドミルの存在。ほかにもエアロバイクやシットアップベンチ、カジュアルなものだとヨガマット、バランスボールなどなど。

しっかりとカラダを動かしたいひとから気軽にリフレッシュしたいひとまで、それぞれのスタイルに対応できるスペックを備えています。

運動したいと思ったときにすぐに実行に移すことができる環境は、やはり魅力的。

「今日はこれができた」「ランのタイムが30秒縮まった」といった小さな成功体験を積み重なっていくことで、明日もがんばろう、と継続的に意欲がわいてくる好サイクルが生まれるかもしれません。


もうひとつは、シアタールーム。

プライベート感も満喫できる上品な空間は、映画好きにはたまらないスペシャルな設備。

頭まですっぽりと包み込んでくれるソファは、長時間の座り心地も良し。

サイドボードはドリンクホルダー付きで、暗闇の中でうっかり飲み物をこぼすことも無さそうです。

もちろん防音設備もしっかりと施されており、楽器の演奏も可能。

音楽や映画はもちろん、パソコンにつないでyoutubeなどからカラオケを楽しむこともできます。


ダイニング脇のステップを上がった先が、キッチンです。

空間の広さを生かしたカウンター付きのアイランドキッチンがふたつ、奥に壁付けされたキッチンがひとつ設けられています。

アイランドキッチンには、シンクと3口のガスコンロを1台ずつ設置。

壁側のキッチンだけ、IHコンロとなっています。

後片付けが簡単なIHコンロは、朝食のようにパッと食事を済ませたいときに使う機会が多くなりそうです。

シンク下の収納には調理器具や食器が収まっています。

ちなみに余分なものは置かれていないため、調理で使ったフライパンなどがそのまま残っているとけっこう目立ちそう。日々の後片付けも、きっちりと心がけたいところです。

キッチンの手前には、カウンターテーブルが設けられています。

料理する人、食べる人、洗い物をする人。オープンな空間と相まって、キッチンまわりのコミュニケーションも実に楽しくなりそうです。

冷蔵庫の隣にはスナックや軽食の自動販売機が設置されています。

ついお世話になりることも多くあるかもしれませんが、食べ過ぎはほどほどに。

キッチンの隣に設えた棚には、電子レンジなどが並びます。

棚にまだまだ残る、余白。

実際の暮らしのなかで、「炊飯器の数がちょっと足りないかも」「これがあればもっと暮らしが楽しくなるのに」ということがあれば、運営事業者さんに相談を持ちかけてみるのもアリかと。なにぶん、置く場所には困らなさそうですし。

ラウンジとキッチンの高さが異なるのもユニークな設計。

キッチンから「これ美味しいよ。食べる?」と、ソファ組に声をかけるシーンが目に浮かびます。


さらに奥へ足を進めると、左右にドアが並ぶ開けた空間があります。

1Fの水まわり設備はこちらに集約。左手にはバスルームとシャワールーム、右手には洗面台とトイレが設けられています。

洗面台は2台。シャワー水栓付きの仕様です。

トイレはシンプルなタイプで、奥行きにゆとりがあります。

バスルームは1室、シャワールームは2室といった具合。

3F〜6Fはユニットごとにバスルームが用意されているため、2Fの専有部の方々がこちらをメインに使うことになるかと。

脱衣室に用意されたカゴは、バスタオルや着替えを置いておくのに便利。

日々の疲れを癒やしたいときは、バスルームでゆったりとリフレッシュ。

長時間の使用は配慮しつつも、日常的にバスタブにつかることができるのはやはりうれしいポイントかと思います。

洗面台脇の階段から2Fに上がることができます。

なお、3F以降のフロアへ向かうには玄関側にある階段を使用します。


階段を上がった先がこちら。贅沢な空間の使い方は、2Fも変わらず。

廊下と呼んでよいのか悩むほど、ゆとりを持った動線が確保されています。

自動販売機の前でちょっと立ち話、なんてこともよく見かける場面ではないでしょうか。


2Fのトイレは手洗い場付き。

こちらは男女兼用です。

廊下の一角に設けられたランドリールームには、洗面台も合わせて設置。

2台の洗濯機で、2Fにある専有部12室をまかなう形です。

すっと伸びた廊下の両側に並ぶ専有部群。

シンプルですが、大胆とも思えるような間取りです。

建物のいたるところには、火災報知器が設置されています。

消火器も分かりやすいポイントに置かれており、入居したときにはひと通りチェックしてみてもよいかもしれませんね。


それでは続いて専有部を見ていきます。

まずは201号室から。真新しいドアハンドルをガチャリと回します。

白を基調としたさわやかな雰囲気は、柔らかな色合いのフローリングと好相性。

10平米の長方形の空間には、ベッドとデスク&チェアが用意されています。

壁の一面にアクセントとして設えた、ほどよいグレーのクロスも良い感じ。

シンプルな間取りは、部屋づくりのイメージもしやすいことかと。

ドア前の床は一部、小さなタイル敷きとなっています。

パブリックなスペースからプライベートに、気持ちが切り替わるポイントになりそうです。

専有部はどの部屋も日当たりが十分。

部屋選びにおいて、個人的には日当たりの優先度は高め。一度その良さを体験すると、次からはもうお陽様の存在なしでは部屋選びを語れなくなっています。


207号室は、柱の存在が浮き出た間取り。

壁との間に生まれるくぼみを上手に使えば、収納ケースなどを収めるときにちょうどよい間仕切りになりそう。

照明は、自由度の高いダクトレール。

お気に入りのペンダントライトを連ねることも可能です。

もちろん備え付けのライトをそのまま使ってもOK。


3F〜6Fへの移動手段は玄関周辺の階段か、エレベーターを使用。

エレベーター内のコンソールパネルにはデジタルの画面が設けられ、暮らしに役立つトリビアやアイディアが映し出されることも。

昨今のエレベーターもいろいろと進化している模様です。


3F以降の各部屋は、2DKの間取り。

専有部を2つずつ設け、1つのユニットとして構成されています。

配管もそのまま活用して、ユニットごとにキッチン、トイレ、シャワールームなどを設置。大型物件でありながらも、水まわり設備数は十分。とても暮らしやすい環境が整っています。


それでは303号室のユニットから。

正面奥の開いている2つのドアが、3031と3032号室です。

こちらが303号室専用の共用部。

ダイニング的なスペースを中心にキッチン、洗濯機などの生活空間が広がります。

ドア脇の靴箱は収納量も十分。棚板も外せます。

「この段は背の高いブーツを置こう」など、ふたりで話し合ってレイアウトを組み立てても良いかもしれません。

キッチンは、一般的なワンルームと同じようなタイプ。

手軽に料理を楽しむにはちょうど良いサイズ感かと思います。

シンク下の収納の隣には、小ぶりの冷蔵庫が用意されています。

あえてコンパクトなサイズを選んだのは、ラウンジのキッチンを積極的に使って欲しいから、とのこと。

暮らしやすさを求めながら、シェアハウスならではの楽しさもしっかりと満喫できる家づくりをしたい。といった、運営事業者さんの心意気が垣間見えたつくりです。


洗濯機の隣は、トイレとシャワールーム。

水まわりは日頃のお手入れも大事。掃除当番のルーチンをふたりで決めておくのも良いかもしれませんね。

トイレはオーソドックスなスタイル。

シャワールームの手前は脱衣室です。

どうしてもバスタブでゆっくりしたいというときは、1Fのバスルームへどうぞ。


こちらは3031号室の様子。モデルルームです。

大きな掃き出し窓からたっぷりの日差しが注がれます。

間取りや備え付けの家具は、基本的にどの部屋もほぼ変わらず。

シンプルですが、上品な佇まいです。

掃き出し窓を出た先は、ベランダです。

2室分の室外機が設置されてはいるためくつろぐには難しそうですが、洗濯物を干すことができます。

お陽様のもとで乾かした枕やお布団。

乾燥機とはまた違う、寝心地の良さがあることでしょう。


おとなりの3032号室。

窓が腰高のつくりになっています。

ベランダがない代わりに、押入れが設けられています。

収納量はなかなか頼もしい感じ。

つっかえ棒などを渡したり、ボックスや衣装ケースを持ち込んだりすると効率よく保管することができそうです。

ほかにも収納家具を用意すれば、荷物の多い方でもすっきりと暮らせることかと。


501号室は角部屋です。

スチールドアが、懐かしい味わい。

ドア脇にはインターホンが取り付けられています。

内部は角部屋ということもあって、共用部にも窓が設けられています。

冬場でも午前中であれば、照明いらずかと。

なお、水まわり設備の内容は先ほどと同様です。


5011号室は2面採光の部屋。

掃き出し窓の外に設けられたベランダは、直射日光が苦手なデリケートなグリーンにとってはちょうど良さそうなポイント。

5Fともなれば、開けた景色を楽しめます。


同じく5012号室も2面採光で、日当たりも良好です。

部屋の広さは約8.5平米。収納付きです。

ユニットタイプの専有部は、体感的にはひとり暮らしにわりと近い環境ではないでしょうか。

それなりのプライベート感と利便性を備えており、シェアハウスでの暮らしが初めてだという人もわりと気軽に入居ができそうです。


建物の横手には、駐車場と駐輪場が設けられています。

車は3台まで駐めることができます。

駐車場付きの物件はまだまだレアな存在。カーホルダーの方も諦めること無く、入居を検討できるかと。


最寄り駅は、名古屋市営地下鉄桜通線吹上駅

名古屋駅までは、約13分で直通アクセスできます。さらには栄・矢場町までは約2.5km。自転車で気軽にアクセスできる距離です。

さらには、家のすぐ目の前がなんとバスの停留所。

千種の各駅まで、バス一本で行くことができます。

玄関のドアを開けたら、運転手付きのバスがお出迎え。言葉の響きだけだと、ちょっぴりセレブな感じです。

駅から家に向かう途中にはスーパーやコンビニ、薬局などもあり、生活に便利な環境が整っています。

事業者さんいわく、隠れ家的な美味しいレストランも住宅周辺に点在しているのだとか。

たまには入居者さん同士、町を散策しながら食事を楽しむのも一興です。


運営管理するのは、「株式会社Life-style innovaton」さんです。

Leaf Hills 吹上のほか、名古屋で4件のシェアハウスを手がけています。

今回の物件は、ほぼひとり暮らしの状態に近い2室1組のユニットタイプの専有部が特徴的。ある意味、そこだけで暮らしが完結できるような形です。ただ、1Fのキッチンやラウンジに入居者が自然と足を運んでもらえるような工夫も施されています。

中部エリアでは珍しい、50室を越える大型のシェアハウス。

運営事業者さんとしても初の試みですが、プライベートの快適性も重視しつつ、スケールメリットを生かした刺激とゆとりある空間に仕上がっていると思います。

名古屋の大きな家で、欲張りな暮らしを体験したい方はコチラからお問合せを。


最近、名古屋周辺のシェアハウス事情が少しずつ慌ただしくなってきました。

もともと腕利きの運営事業者さんが多い、粒ぞろいなエリア。今年に入ってからさらに勢いが出始めてきた感があります。

関東や関西に次いで、もしくは越えていけるようなオモシロイ展開が中部で始まるのではないかと、ちょっと胸が高鳴っています。

(ソン)

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