シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
たっぷり広くて、居心地の良い毎日。
”遊べる本屋"、ヴィレッジヴァンガード。略称ヴィレヴァン。
雑誌や書籍だけに留まらず、幅広いジャンルの雑貨が店内に並ぶことで知られている、ユニークな専門店です。
確かTV番組の特集で知ったと思うのですが、ヴィレヴァンでは、仕入れる商品の種類やディスプレイ方法が店舗ごとに異なっているそう。
各店舗の部門担当者が自ら考えて構成していくからこそ、遊べる本屋を体現する様々な可能性が生まれてくるのだとか。
伊勢湾に面する津市にオープンした「シェアハウス リーフヴィレッジ津駅前」は、そのヴィレヴァンが監修した全12室のシェアハウスです。
さぞかし雑貨感にあふれた住空間だろうと想像していたものの、意外にもナチュラルな素材感を大事にしたシンプルな仕上り。
LDKは、北欧とカントリー調のテイストを織り交ぜ、素朴で味わいのある雰囲気です。
フィットネスルーム、シアタールームなど、暮らしを彩る設備も充実。
女性専用のパウダールームも用意され、シェアハウスが初めての人にとっても実に暮らしやすそうです。
ただ、よく知られているヴィレヴァン"っぽさ"を感じるテイストは、ほぼ見当たらず。
もしかしたら監修というのは、内装的な話だけではないのかもしれません。たとえばショップの運営スタイルのように、「自分たちに合った居心地の良さを、自ら作りこんでいく」こととか。
そう考えると、シンプルな空間のなかにもたくさんの刺激的な可能性が見える気がしてきました。
最寄りの津駅から徒歩5分。
車通りの多い伊勢街道沿いに、今回のお目当ての建物が佇んでいます。距離的には、ほぼ駅前と言っても良いのかなと。
3F建ての内部は、1FがメインのLDK、2~3Fに専有部がまとまっています。
道路沿いの正面の壁には、大きなシェアハウスのサインを設置。
家と葉をモチーフにしたかわいらしいアイコンが、デザインされています。
建物のほぼ中央に位置する、正面玄関。
小さな庇(ひさし)があり、雨降りの日でも焦ることなくカバンから鍵を取り出せます。
ドアの脇には、カメラ付きのインターホン。
ポストはすこし離れていて、自転車置き場に設けられています。
さっそくハンドルを引いて、内部へ足を踏み入れます。
玄関は、壁際に靴箱だけを配したシンプルな佇まい。
土間は、カーブを効かした個性的な仕上がりです。
ドア脇の靴箱は5段。
ひとり当たり、3~4足は収めることができそうです。共用のサンダルがあれば、ドア側の方も取りやすくなるかと。
玄関を上がった先の廊下がこちら。
正面のドアがリビングです。
1Fの廊下は幅も広く、ゆったりとしています。
それではさっそく、リビングへ。
オフホワイトのトーンでまとめられた、シンプルな空間。
窓は、幅広の道路に面しているため採光も十分。日中は明るい日差しが注がれます。
手前のソファスペースには、3シーターと2シーターをL字に配置。
窓辺の2シーターは、太陽のあたたかさを一番に感じられそうなスポットです。本や雑誌を読むときには、自然と足を運んでしまうのかなと。
TV側の壁には木目調のクロスをしつらえて、カントリーな佇まい。
TVにはHDDレコーダーも設置されています。
仕事が長引いてお気に入りのドラマを見逃してしまいそうなときは、家にいるほかの入居者に録画を頼む、なんてシーンもあるかもしれませんね。
建物内部のコーディネートは、ヴィレッジヴァンガードが監修。
遊べる本屋のイメージとはわりと真逆のテイストが、実に意外な感じ。余白もたっぷりと残された、落ち着きある住空間に仕上がっています。
とはいえ、住宅であるという点からみれば、意外ではなくオーソドックスな結果なのかも。
居心地の良さや使いやすさをある程度まで突き詰めていくと、自然と、誰しもが馴染みやすい空間にまとまっていくのかもしれませんね。
一方でシンプルな素材だからこそ、自分たちの色に合わせた暮らし方を、形作ることのできる面もあるのかなと。
実際、入居ルールもある程度は決まっていますが、これから住む入居者さんたちと相談しながら、徐々に作りこんでいくそうです。
ダイニングは、カントリー調の装い。
テーブルは4脚のウィンザーチェアに囲まれています。
入居者さんが食事をする時間はわりと異なるので、意外とこの席数でも不自由はないかもしれません。
日々過ごすなかで物足りないと感じたら、運営事業者さんにご相談を。余裕のあるリビングでは、新たな家具を置く場所に困ることはないはず。
甘くなり過ぎず、シックになり過ぎず。
ほどよいナチュラルな空気感は、シェアハウスでのひとり暮らしが初めての人も自然と溶け込めそうです。
キッチンは、アイランド型のカウンターテーブルとの組み合わせ。
シンクが1台と3口のガスコンロが2台、設置されています。
水場がひとつですが、作業台としてカウンターを上手に使えば、複数名で料理をすることもできそうです。
コンロはグリル付き。
焼き魚を楽しむなら、家から伊勢湾まではおよそ3km。自転車に乗って、朝から魚市場を散策してみては。
調理器具や食器類も、ひと通りそろっています。
戸棚に直に置くスタイルのため、使い終わったら、しっかりと水気を拭いて収めると良さそうです。
電子レンジや炊飯器は、まずは1台ずつ用意。
入居者が増えれば、数も増えていくかもしれませんね。
カウンターの下は、専有部ごとの収納が設けられています。
1室あたり、グリーンのボックスが1箱ずつ。調味料やインスタント食品を置いておくのにぴったりです。
続いては、シアタールーム&フィットネスルーム。
リビングを出た先の廊下がこちら。
左手奥がシアタールーム。そこから時計回りの順で、フィットネスルーム、トイレ2室が並びます。
暮らしのアクセントにもなる、シアタールーム。
ほどほどの広さで、雰囲気も十分。
100インチの大型スクリーンと四方に設置されたスピーカーで、迫力ある映像を楽しめます。
スポーツ観戦などを大勢でするときには、少しタイトな密度になるかも。ひとりや数人の規模で「ちょっと映画でも」というニーズには、しっかりと応えてくれる気がします。
ソファの真ん中の背もたれを手前に倒せば、サイドテーブルに早変わり。
ドリンクやポップコーンを置くと、さらにシアター感が増すのかなと。
ゴールドのプレートが輝く、フィットネスルームのサイン。
扉を開けると、コンパクトな空間に数種類のフィットネス器具が用意されています。
空調設備は設けられていませんが、しっかりと汗をかくためのスペースだと考えれば、むしろ不要でしょう。
マットを敷けば、ヨガやピラティスも思う存分楽しめそう。
ひとりでじっくりと自分のカラダに向き合える、ちょうど良いスポットです。
1Fの水まわり設備は、トイレのみ。
左が男性用で、右が女性用です。
バスルームやランドリーは、2~3Fに設けられています。
それでは、玄関脇の階段を上がって上階へ。
2Fを通り越して、まずは3Fから見ていきます。
階段を上り切ると、わりと開放的な空間がお出迎え。
リビングとおなじ無垢材風のフローリングが続き、ダウンライトの明かりと相まって、あたたかな仕上がりです。
3Fは水まわりと専有部のほかに、女性専用のパウダールームが設けられています。
席ごとにコンセントを設置し、電源が必要なドライヤーなどの家電も使用可能。
女性にとっては、一日のONとOFFのスイッチが切り替わる瞬間です。
3Fにはバスルームが1室。
手前の脱衣室は、ゆったりと着替えることができる広さです。
ファミリータイプの住宅で見かける、オーソドックスなスタイルのバスルーム。
窓からは爽やかな陽射しが注がれます。平日は難しそうですが、週末であれば、きっと朝風呂も許されるはず。
トイレは各フロアに2室ずつ。
合計で6室もあり、身支度で忙しい朝の時間帯でもストレスを感じる場面は少なそうです。
洗面台は鏡付きが2台。
丸いボウル下の天板には、ボトルやチューブなどの洗面道具を一時的に置くことができます。
ランドリールームには洗濯機が2台。
右手奥の通路を進むと、屋上に上がることができます。
屋上につながる螺旋階段は、とてもタイトな幅感。
柵が設置されているため落ちる心配はありませんが、上り下りする際には携帯などを落とさないよう注意が必要です。
家のまわりには高い建物が無く、屋上からの見晴らしは良好。
ただ、アクセスしにくい場所にあるため、足を運ぶ機会は少ないかも。
湯上がりの火照った体を冷やしたいときに、たまに訪れるくらいのスポットになりそうです。
視線を外に向ければ、駅前のビル群が見渡せます。
ところ戻って、専有部の前に2Fの水まわりを見てみます。
2Fの水まわりは、パウダールーム以外は3Fと同じ数が設けられています。
2台ある洗面台のひとつは、脱衣室に設置。
お風呂あがりには、そのまま、ドライヤーで髪を乾かすことからスキンケアまでじっくり行えます。
ひとつひとつの空間が、ゆとりある間取り。
自分の時間を大切にしながら、リラックスできる日々を過ごせそうです。
洗面台にはドライヤーが備え付け。
2Fのランドリールームは、こんな感じ。
乾燥機能はとくに無いようです。洗濯が終わった衣類は、ベランダがある専有部はベランダで、そのほかの専有部は室内で干すことになりそうです。
それでは最後に、気になる専有部を順に見ていきます。
2Fと3Fに各6室ずつ、廊下に並びます。
201号室は2面窓の角部屋。
東向きの大きな開口部からは採光も良好、明るい専有部です。
壁の一面に設えた、レンガ調のクロス。
専有部ごとにアクセントクロスが異なり、ゆるい遊び心がプラスされています。
掃き出し窓の外は専用のベランダです。
物干し用の器具を持ち込めば、お天道様の下で洗濯物を乾かせます。
204号室のクロスは、濃い色合いのウッド柄でシックな仕立て。
面積は約20平米と、ほかの専有部と比べて頭ひとつ抜きん出ています。
賃料が極端に高いわけでもなく、特に人気の出そうな1室。
贅沢な広さは、それだけで正義かと。
ひとり暮らしにおける自由度もぐんと高まるはず。
206号室は、ベビーブルーでカラーリング。
日当たりはほどほどですが、2面に窓があるため抜け感があります。
奥に見える扉は締め切りだそうです。
10.8平米の301号室は、カントリー調の仕上がり。
フローリングのテイストと相まって、フェミニンな装いです。
302号室は、長方形の間取り。
明るい窓辺には、カフェテーブルなどを置くと絵になりそう。
西向きの窓の外は道路に面しています。
最後に、303号室はこんな感じ。
柑橘系のヴィヴィッドなビタミンカラーが、元気をくれそうです。
こちらは自転車置き場。
特にスペースが区切られてはいませんが、壁付けのポスト前は、開けておくと使い勝手が良さそうですね。
最寄り駅は、県庁所在地である津市の中心、津駅。
特急や快速に乗れば、鈴鹿駅まで12分、四日市駅までは22分でアクセスできます。近鉄名古屋駅までは46分と、1時間もかかりません。
駅前に高くそびえるのは、公民館やショップ、レストランがテナントに入った複合ビル。
ふだんの買い物は、家から徒歩8分の距離にあるイオン津店に、足繁く通うことになりそうです。
イオン津店は映画館も併設。休日は買い物帰りに映画鑑賞、なんて過ごし方が、ひとつの定番パターンになるかもしれませんね。
運営管理をされるのは、「シェアハウス運営管理アクア」さん。
もともとは、貿易・輸入関係の事業がメイン。
シェアハウスの運営は初めてですが、内部の監修をヴィレッジヴァンガードに依頼するなど、意欲的に取り組まれています。
快適性と刺激ある暮らしを目指した、多数の設備も見どころ。一定の入居ルールを設けていますが、入居者さんの暮らし方に合わせて柔軟に対応されていくそうです。
三重でひとり暮らしを楽しみたい人は、コチラからお問合せをどうぞ。
伊勢神宮のある宇治山田駅までは、電車で約30分。
パワースポットとでも知られる神社に、日帰りで足を運ぶことができます。
参拝の帰りには、ぜひ「おかげ横丁」でランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(ソン)
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