シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

その数、9,000冊。


現在(2016.4)、ひつじ不動産で紹介している物件は2300件以上。

テーマや規模感も、実にバラエティに富んでいます。それぞれに個性があり、自分と相性の良い住宅は人によって異なります。

とはいえ、仮に、すべてのシェアハウスにあるリビングの、入居者の利用時間、利用頻度、利用率の統計をとって順位を決めたとしたら。(決める必要はありませんが)

個人的な先入観や好みがかなり織り込まれていますが、2016年3月にオープンした「ブックベース」が、見事その3冠を勝ち取るかもしれません。

・・・なぜかって? それは、リビングにたくさんのマンガがあるからです。


三島駅から歩いて15分ほどの県道沿いに建てられた、今回のシェアハウス。住宅周辺は、ドラッグストアやマンションなどが立ち並んでいます。

建物は、1Fに駐車場が設けられた5F建てのマンションタイプ。全専有部に、キッチン、ユニットバスやトイレといった水まわりが備わっており、間取りもワンルームから2LDKまであります。

ほぼ、ひとり暮らしと変わらない環境です。

エントランスは、建物の左手にあるアプローチの先に。

ガラス張りのフレンチドアはオートロックです。カメラ付きのインターホンが、壁に設置されています。


エントランスの内部は、一般的なマンションなどで見かける趣き。

まずは、リビングのある2Fへ。フロアの移動は、エレベーターと階段を使用することができます。

こちらは2Fの廊下の様子。

右手奥の木目調のドアがリビングです。向かいに、専有部がならんでいます。

シンプルなドアハンドルをガチャリと回して、さっそく室内へ。


こちらが共用のリビング。

はい、お洒落なマンガ喫茶ではありません。

とはいえ、複数の本棚が設置された空間には、新旧のマンガをメインに、小説や伝記、自己啓発など様々なジャンルの書籍が本棚に収まっています。

その数、およそ9000冊。

小型のマンガ喫茶と同じレベルの冊数というのだから驚きです。

実は、本のセレクトで関わっている会社こそ、中古本販売チェーンの大手BOOK OFFさん。空間デザインの一部も監修されていて、リビングに配されたマンガを収める本棚は、実際に店舗でも使用されている什器だそう。 どこかで見かけたことのある印象は、そのせいだったのかも。

リビングには、カフェテーブルとカウンター席を設置。

飲食はOKですが、キッチンは各専有部に設置されているため、読書のお供にお菓子やおつまみを持ち込むくらいになりそうです。

4脚の椅子に囲まれたカフェテーブル。

自然と、ひとりで本を読む場面が多くなりそうですが、たまには読書会や、お気に入りのマンガについて語り合う機会をつくってみるのも一興。

映画や音楽、ゲームなどに比べて、会話のきっかけとしてライトに話を振ることができるのは、マンガがいちばんなのかなと。

テーブル上のダクトレールに取り付けられたコンセントから、電源を取ることができます。スマートフォンやPCなどを充電したいときに、便利そうです。

窓辺に設けられた、カウンター席。

3つのテーブルに、ゆったりと座れるシングルソファが2脚ずつ配されています。

カラフルな椅子と木目調の色合いが合わさって、温かな雰囲気。

動線も広く、週末にのんびりと読書を楽しみたいときにぴったりのスポットです。 一方で、仕事やちょっとした作業を片付けたい場面では、もしかしたら避けたほうが良いかもしれないスポットかも。

背後にならぶマンガをつい手に取ってしまったが最後、気がつけば夜が明けていた、なんてことも当たり前に起きてしまいそう。

個人的には、なぜか仕事の締切日が近くなってきたときほど、そういったシーンが増えるから不思議です。

ちなみに、社会心理学の分野では、「獲得的セルフハンディキャッピング」と呼ばれる行動パターンだとか。

さて、気になる本棚の中身ですが、

まずは、ジャンプやサンデー、マガジンといった、週刊少年マンガ系の黄金時代を支えた作品がずらり。 日本の漫画界を開拓した、巨匠・手塚治虫の名作なども並んでいます。

ほかにも、「アイアムアヒーロー」、「キングダム」、「進撃の巨人」など。

映画化もされた、最近話題の作品もしっかりと押さえられています。

スポーツ系の金字塔、「SLAM DUNK」も外せません。

言うまでもないですが、国内のバスケットボールのブームを起こしたと言われる作品。連載の開始された1990年には550万人だった競技人口が、約5年後には640万人へと100万人近く急増したとか。

カジュアルなマンガより、ときにはフォーマルな本を読みたい日もあるはず。

一般書籍のコーナーに立てば、そのときの気分に合った小説や伝記、ノンフィクション、ドキュメンタリーの本が見つかるかもしれません。

本棚にはまだ空きスペースが残されており、不定期ですが、新作などを今後も増やしていくそう。

個人的には、国内だけではなくマーベルのアメコミやアート性の高いフランスの「バンド・デシネ」あたりを仕入れてもらえると、かなりテンションが高まりそうです。

共用スペースとして使用できる本棚の設置も、検討中だとか。 お気に入りやオススメのマンガをそれとなく置けば、ほかの入居者との良いコミュニケーションのきっかけになると思います。


続いて、各専有部を見ていきます。

間取りはいくつかバリエーションがあり、ワンルームから2DKまで全18室。 すべての部屋に、キッチン、ユニットバス、トイレといった、ひとり暮らしと遜色のない水まわり設備が設けられています。

まずは201号室。

すこし重めのドアを引いて、さっそく足を踏み入れてみます。

各部屋は土間付きの玄関が備わっており、靴箱もドア脇に設置。

洗濯機を設置するスペースも用意されています。

201号室は11.7帖のワンルームタイプ。

家具をレイアウトしやすい、シンプルな長方形の空間です。

靴箱以外の収納スペースは、全部で3カ所。

クローゼットと飾り棚に加えて、キッチンのシンク下にも設けられています。

ポールの渡されたクローゼットは、そこそこの収納量。

衣装ケースなどを持ち込めば、ほとんどの衣類を収めることができそうです。

飾り棚は、高さの異なる3段のつくり。

本を収めるには、どの段もやや微妙な高さ。少し背の高い位置に取り付けられていることもあり、日常的に使わないアイテムを収めておくのが無難かと。

専用のキッチンは、単身者向けマンションでよく見かけるコンパクトなタイプ。

向かいの扉を開くと、バス・トイレ・洗面台の3点ユニットがあります。

キッチンに設けられた、シンクと1口のIHクッキングヒーターのセット。

調理スペースは、ヒーターを立てると現れます。スムーズに料理を行うには慣れが必要そう。洗った食器は、シンク上の水切り棚で乾かすことができます。

キッチンの収納は、こんな感じ。

調味料や調理器具を収めておくことができます。

水まわり設備は、オーソドックスな3点ユニット。

入浴はシャワーだけで済ませる頻度が高くなりそうですが、お湯をためてバスタブとして使うこともできます。


3Fは飛ばして、4Fまで階段で上がっていきます。

3〜4Fの間取りはほぼ同じで、「h」の形をした廊下に専有部が6室ずつ。

5Fには広めの専有部が3室あります。


403号室もワンルーム。

玄関のドアを開けると、長い廊下が出迎えてくれます。

靴箱は3段のつくり。

6足ほどのシューズやパンプスを保管できそうです。板は取り外しが可能で、ブーツなども収めることができます。

角部屋の2面採光で、掃き出し窓は南向き。

クローゼットは廊下側に設けられています。

キッチンなどの水まわり設備は、先ほどと同じです。

廊下は幅広く、収納家具を置くこともできそう。荷物がまとまって、室内がぐっと使いやすくなるかもしれませんね。

専用のベランダは、物干し用の器具付き。

塀に沿って取り付けられているため、洗濯物が外から見えてしまう心配も無さそうです。


502号室の間取りは、1DK。

ダイニングスペースに加えて、4枚建ての引き違い戸で仕切られた部屋があります。

水まわり設備は、こちらも先ほどと同じスペック。

全体の広さは約18.5帖で、壁一面に本棚を並べても、暮らしに差し支えないほどの余裕があります。

奥の部屋は、自然の流れで寝室として使われることになるかと。

来客時は戸を締めれば、寝起きする場所の生活感も隠せます。

大きな3枚建ての窓の外は、ベランダスペース。

少し先に線路があり、新幹線の行き交う様子を見ることができます。

クローゼットはひと回り大きなサイズ。

人によっては、こちらだけでほとんどの荷物を収めることができそうです。


501号室は2DKのビッグなサイズ。

ダイニングスペースからして、かなりの広さを持っています。

水まわり設備は玄関側に位置した間取り。

ダイニングにクローゼットがひとつ、もうひとつの部屋にも収納がひとつあります。

キッチンは、ややサイズアップしたタイプ。

コンパクトではあるものの、ちゃんと調理スペースもあります。ただ、毎日自炊をするひとにはまだ物足りないかも。

とはいえ、キッチンの隣にカウンターテーブルを置けば、調理スペースの延長として使ったりコンロを追加したりできそうです。 ミニマムな設備は、カスタマイズや工夫する楽しさが生まれる面もあると思います。

奥の部屋はこんな感じ。

右手の窓の先は専用のバルコニーです。

バルコニーもかなり贅沢な広さ。

屋外収納を設置するもよし、テーブルセットを置くもよし。物干しのポールを設置する器具も、外壁に取り付けられています。

もちろん、バルコニーは、募集時に表記される各部屋の面積には含まれていません。自由に使える空間が表記よりも広いのは、大きなポイントです。

ベランダからもうひとつの部屋へ。

2面窓で、日当たりも良好です。 自宅に仕事場が欲しいと思っているSOHO的な人に、ピッタリかと。

ドアの脇に設けられた収納は、ボリュームのある押入れタイプです。

シャワールーム、トイレ、洗面台はユニットではなく、独立した設計。

脱衣室には、洗濯機置き場と洗面台が設置されています。

昭和レトロ感を醸す、可愛らしいピンクの色合い。

シャワー水栓付きで、温水も出ます。

オーソドックスなバスルーム。

いつでも気軽に湯船で温まれるのは、わりと大きな魅力です。

トイレもシンプルな塩梅。

朝の時間帯も、ゆっくりとシャワーを浴びたりキッチンで朝食を作ったり。 一般的なひとり暮らしと変わらない設備のため、ストレスの少ない暮らしを楽しむことができます。


ピロティ状の1Fは、駐車場。

立地的に、おそらくマイカーや原付・バイクで移動される方が多いかと思います。

¥5,000/月の費用が別途かかりますが、6台まで駐めることができます。借りたいひとは運営事業者さんにご相談を。


住宅から歩いて約2分の距離にある、コンビニ&ドラッグストア。

ちょっとした食材や日用品の買い物を、家の近くでサッと済ませることが可能です。 駅周辺まで足を運べば、飲食店や商店が多く立ち並んでいます。

最寄り駅は、各線・三島駅

JR東海道本線の新幹線と、伊豆箱根鉄道駿豆線を利用することができます。

朝の時間帯は、サラリーマンや学生でホームがいっぱいになるそう。新幹線で東京駅まで45分、新横浜駅まで35分、小田原駅まで16分でアクセス。

温泉やランチを楽しみたいなら、伊豆や箱根まで足を伸ばしてみるのもアリ。車を使えば1時間もかからないため、週末に気軽に出掛けることができます。


運営管理をするのは、「加和太建設株式会社 ピタットハウス三島店」さん。

大規模な商業施設・公共事業・集合住宅から道路建設など、幅広く手掛ける運営事業者さんで、三島市で3軒のシェアハウスを運営しています。

三島駅近くにオフィスを構えており、何かあればスピーディーに対応してくれると思います。

単身者向けのシェアハウスの事業は、立ち上げたばかりの段階(2016.4)。とはいえ、若いスタッフさんも多く、様々な視点を持ちながら精力的に取り組まれている印象です。

今回オープンしたブックベースは、BOOK OFFとコラボレーションしたユニークなシェアハウス。

マンガ喫茶のような暮らしに憧れているひとは、コチラからお問合せをどうぞ。


最初に読んだマンガの記憶として残っているのが、横山光輝の「三国志」。

小学校の図書室に置いてあった唯一のマンガで、休み時間になるといつも読みふけっていました。

今になって思えば、ものごとの善悪や仁義について、この作品から大きく影響を受けたような気がします。

(ソン)

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