シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
思い描いたアイディアを具現化していく。
海外で調査された統計では、世界中で100年以上の歴史を持つ企業は約3000社。そのうちの8割は、なんと日本の企業だとか。
別の統計では、創業100年以上の国内企業が約26,000社も存在しているデータもあり、いずれにしても日本は長寿企業の宝庫といえるお国柄のようです。
新しく取り組んだ事業や仕事が、100年先まで続いていく。
いつまでも必要とされる事業をつくり上げることは、起業を思い立つときの大きな目標のひとつになると思います。
起業やビジネススキルアップのサポートをテーマにした「ドリーシェ」は、2014年、名古屋にオープンした職住近接のシェアハウス。
大きなワンフロアには開放的なラウンジや専有部に加え、大人数でのミーティングも可能なセミナールームが備わっています。
ゲストスピーカーや専門家を招待したセミナーも定期的に開催。家のなかで人脈や知識の幅をぐっと広められる機会が、数多く設けられています。
同じ志ざしを持つ入居者の存在が、良き励みになることだってあるはず。
100年先までずっと必要とされ続けるビジネスを実現するために、暮らしからスタートアップの環境を作り上げてみるのも、ひとつの手だったりするのかもしれません。
ビジネス街として知られる伏見駅から徒歩10分ほど。
静かな川沿いに佇むお目当てのビルは、もともと社員寮として使われていた建物の最上階がシェアハウスとして改築されています。
最上階の6Fまではエレベーターを利用します。
2機のエレベーターが設置されているため、待ち時間が気になるシーンはそれほど多くないかと。
エレベーターに乗って辿り着いた先の正面玄関。
木目を基調とした重厚な質感が、オフィス然とした佇まいです。左手の棚は靴箱で、ドアの手前で靴を履き替えます。
ドア脇に飾られているのは、シェアハウスのサイン。
ロケット+家をイメージしたロゴで、夢に向かって発射する雰囲気を表現したとか。差し色に情熱の赤色を採用したとのこと。
玄関ドアはオートロック。
壁に取り付けられた機器に指定のナンバーを入力して解錠します。
ゆるやかな曲線を描くハンドルをぐっと手前に引き、さっそく内部へ。
ドアを開けた先は、まっすぐな廊下が続くシンプルな空間。
左手のキッチンを通り過ぎ、突き当りを左に曲がるとラウンジがあります。
ぱっと開けた仕切りのない空間には、ラウンジ、キッチン、専有部がひとつながりでゾーニング。
マッドなブルーカラーのフローリングに、どんと鎮座するダイニングテーブルが印象的です。
「広い」ではなく「深い」と感じるほどの奥行きが生み出す、独特な開放感。
大胆且つユニークな設計は、入居者同士の適度な距離感も作りだしてくれるのかなと。
スタッフさん曰く、起業&スキルアップをテーマにしているだけあって、知性を感じさせる空間づくりを目指したそうです。
リラックスすることもでき、仕事にも集中することができる。
一報でハード面だけではなく、地元の有力企業の講演といった企画から起業にまつわる法務や会計まで、実務も兼ねたセミナーも定期的に開催されています。
外部も参加できるオープンイベントでは、住宅内だけではない、幅広い業種や専門を持つ方々との交流を楽しむことができるそうです。
ほかにもプロのミュージシャンをゲストに迎えた演奏会や、入居者同士で堪能する料理イベントといった暮らしを彩る企画も。むしろそういったところから、ビジネスのきっかけが生まれることもあるかもしれませんね。
連なる天窓からダイレクトにそそがれる日差し。
壁に窓がないための閉塞感を感じることもなく、天気の良い日には照明も要らないほどラウンジ内を明るく照らしてくれます。
壁に取り付けられた黒板は、学校の教室で見かけるようなワイドなサイズ感。
入居者同士のコミュニケーションはもちろん、運営事業者さんからのイベント案内もこちらで告知されます。
入居者全員で囲むこともできる、2台の大きなダイニングテーブル。
平行ではなく、一直線にならぶ様は迫力があります。
たとえば、事業やプロジェクトのロゴを決めるときなど。複数のパターンをずらりと並べて、ほかの入居者に感想を聞いてみるのも面白いかもしれませんね。
くるりと後ろを振り返ると、ソファスペースはムーディーな仕上がり。
シブい色合いのレザーソファは輸入家具。壁には本棚が設けられています。
本棚には、経営やビジネスに関する書籍がずらり。
良書をじっくり精読するも良し、ビジネスに必要な本を一気に多読するも良し。
有線を流すことができる、オーディオ機器も用意されています。
ソファに腰がけてじっくりと本に向かえば、たくさんの知識がごく自然に頭のなかにインプットされそうです。
本棚の下部は、専有部ごとにスペースを仕切られた収納エリア。
一人あたり、扉の1枚の半分ほどのスペースが割り当てられています。
パソコンやスマートフォンの充電は、床に設けられた電源から。
腰を据えて作業に没頭することができます。
壁に取り付けられたスクリーンをおろせば、大画面の映像を楽しめます。
入居者同士で集まってスポーツ中継を観戦。空間の雰囲気と相まって気分はさながら海外のスポーツバーといった感じ。
他愛のない日常のおしゃべりから、真剣なビジネスの話まで。
そこにお酒が加われば、いっそう会話に熱が帯びていくことも。
気心知れた人と熱く語れる場所がある。そう思うだけで、積極的な毎日を過ごすためのエネルギーが沸々と湧き出てきそうです。
ダイニングのとなりに設けられた、キッチンスペース。
手前のカウンターには、高さを調整できるスツールを用意。ラックに置かれたトースターを使って、さっと朝食を済ませる朝のシーンもよく見かけることになりそうです。
カウンターは収納も兼ねています。
調味料やお気に入りのキッチンアイテムを保管する場所として、ちょうど良さそうです。
キッチンは、2つのI型を向い合うレイアウトで設置。
中央の動線はたっぷり余白が取られていて、難なく複数名で同時に調理することができそうです。
シンクは全部で3台。
シャワー水栓付きもあります。大きな鍋などの洗い物はこちらが便利そうですね。
コンロはガス式で、火力も十分。
料理好きな方の気持ちにしっかりと応えてくれるはず。フラットな形状のため、後片付けもしやすそうです。
大理石の天板であつらえたカウンターは、オーダーメイド。
高級感ある仕上がりで、使い勝手も良さそうなワイドな幅感です。
ピザやうどんを生地からつくってみるような、入居者同士で盛り上がる料理イベントも気軽に始めることができそうです。
奥側から見たキッチンの様子。
食器洗浄機は2台設けられています。
パーティーやイベントの後片付けのときに重宝しそうですね。
さらにコワーキングスペースとしても利用可能な、セミナールーム。
これぞオフィスといった佇まいで、静かでシンプルな環境で仕事に没頭したい方にぴったりな空間。
運営事業者さんが主催する、イベントのメイン会場としても使われます。
室内には演台、ホワイトボード、プロジェクターが用意され、本格的なプレゼンテーションも可能。大事なコンペや商談の前に、本番さながらの実践練習を行える場所としても活用できそうですね。
勉強、講義、ディスカッションなど、暮らしとビジネスからはじまる入居者同士のコミュニケーション。
どのような暮らしが今後醸成されていくのか、興味深いところでもあります。
男性専用の水まわりは、玄関周辺の部屋にひとまとまり。
ゆとりある空間には、バスルーム&シャワールーム、トイレ、洗面台が収まっています。
洗面台の向かいに、バスアイテムを置くことができる収納を設置。
暮らしのポイントとなる場所に収納が設けられていると、暮らしやすさもぐっと高まりそうですね。
洗面台にはドライヤーが備え付けられいて、自室からの持ち込み要らずで便利。
右手のドアは、シャワールームとバスルーム。
脱衣室は1畳ほどの広さがあり、ゆったりとした空間。
着替えやバスタオルを一時的に置けるラックが用意されています。
バスルームは大理石風のパネルを用いた、上品な趣き。
座面が突き出たタイプのバスタブは、半身浴がしやすいデザインです。ぬるめのお湯でゆっくり湯船につかれば、日頃の疲れもさっぱりリフレッシュできるはず。
シャワールームは2室、用意されています。
お風呂はシャワーだけで済ませる方はこちらで十分。専有部の数に比べて、全体的な水まわりの設備量はまあまあといったところしょうか。
男性用トイレはこちら。
個室はもちろん、ウォシュレット付きです。
ラウンジの奥に、すっと伸びる廊下。
両側に専有部とランドリールーム、突き当りに女性専用の水まわり設備があります。
ランドリールームには、洗濯機と乾燥機が5台ずつ。
洗い物を自室に持ち運べるよう洗濯カゴが用意されています。
こちらは女性専用のウォシュレット付きトイレ。
手洗い場には鏡が設けられています。
女性専用の水まわりの設備は男性専用とほぼ同じで、バスルームが1室、シャワールームが2室用意されています。
空間には窓が設けられており、陽が差し込む爽やかな雰囲気です。
それでは続いて、専有部を見ていきたいと思います。
まずは613号室のドアハンドルを、ガチャリ。
専有部はシンプルな長方形の、カスタマイズがしやすい間取り。
およそ12平米で、ひとり暮らしには十分な広さ。建物が川沿いに位置している&高層階だけあって、日当たりも抜群です。
デスク&チェア、ハンガーラック、冷蔵庫は備え付け。
入居したその日から、ゆったりと過ごすことができます。
こちらは616号室。
多少広さが変わるだけで、どの部屋もつくりはほぼ同じ。
専有部選びはリビングや水まわり設備との距離感、位置関係がポイントになりそうですね。
玄関前の階段を使って、屋上に出ることができます。
幅も奥行きも、どーんと開放的な屋上。
階下の居住フロアの広さを、改めてうかがい知ることができます。
長い物干し台を使って、洗濯物や大きな布団も干すことができます。ただ、洗濯物が風に飛ばされないようご注意を。
柵の外を見下ろすと、建物の前を流れるのは庄内川の支流・堀川。
さらに遠くを見渡せば、名古屋駅を囲む高層ビル群を望むことができます。
名古屋駅までは徒歩で20分ほど。
わりと直接歩いて行くことができる距離かと。新幹線に直接乗ることができる立地は、国内を駆け巡るビジネスパーソンとしては大きな魅力かもしれませんね。
最寄り駅は、各線・伏見駅。
名古屋市営地下鉄東山線と鶴舞線が通っており、隣駅は名古屋駅というとても便利な立地です。
名古屋駅までは徒歩圏内で、新幹線をよく利用する方にとっては嬉しい限りかと思います。
駅周辺は名古屋でも有数のビジネス街。
コンビニや郵便局も多数点在し、仕事をする上で快適な環境が整っています。
近くには安くて美味しいランチが楽しめるお店があったり、ヒルトンなどの一流ホテルのレストランで少し贅沢な食事も味わえたりすることも。
名古屋駅と栄駅の間にならぶデパートでは、週末のショッピングを楽しめると思います。
ドリーシェを運営管理されるのは、株式会社アットインさん。
メインの事業は、ウィークリーやマンスリーのマンション管理。
かねてより起業支援と不動産を絡めたいという思いがあり、昨年、起業や自己成長をテーマにしたこちらのシェアハウスを立ち上げるに至ったとか。
管理は平日にスタッフが常駐するスタイル。気軽に話し合える関係を積極的に築いて、入居者の要望に沿った住まいづくりやビジネスのサポートを行っていくことを心がけているそうです。
同じ志ざしとたくさんの価値観に出会う場所。さまざまな相乗効果が、ここから生まれるかもしれませんね。
名古屋で新しい働き方、暮らし方について興味がある方はコチラからお問合せを。
日本の老舗企業に共通する原則は、そこで働く人たちとの良好な関係性と、社会性ある事業かどうかの2つ。
ビジネスは、いくつもの人間関係で成り立っているもの。
たくさんの価値観と出会うこともあるシェアハウスの暮らしは、良い経験になるのかなと。
(ソン)
シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?